新宿御苑前大人女性のための美容院【カータヘアルム】
・似合う
・綺麗な艶髪
日々提供させて頂いております
橋本 (@hashimoto_tomofumi) です
目次
よく『ブリーチしていると縮毛矯正を断られる』というお話を伺います。
傷んでいると縮毛矯正(パーマ等)を綺麗にかけるのが難しいというのは何となくのイメージが湧きますでしょうか??
なんて経験が有る方もいらっしゃるかもしれません
ダメージしている髪というのは
髪の中にボイド(穴)があいています。
カラーやパーマや縮毛矯正などの影響で髪の中のタンパク質が抜けてしまうので歪みが出てきます
もっとダメージするとその穴の数は増え、穴自体も大きくなってきてしまいます💦
そうするともっと髪の栄養(タンパク質)が抜けていってしまいます。。
穴がボコボコあいて脆くなってしまっている髪をパーマや矯正でちょうど良く変えていくのって本当に難しいもの
例えるなら
ジェンガのようなもの
最初の穴がすくないうちは色々とできますが、穴が沢山あいていて不安定になっている状態だと
崩れていってしまいます。。。
髪が限界を迎えてしまうと
このように妙な質感になってしまったりチリチリしてしまったりしてしまうのです。。
そうならないように
薬剤を【ちょうど良い】で設定する必要があるのですが、ダメージしていればしているほどこの【ちょうど良い】は狭くなり難易度が上がってしまうんです
ブリーチしていると絶対的に髪の栄養は少なくなってしまうので難易度が上がってしまう→断られる が一般的な流れになっています
ですがこれは人によって大きく差が出る問題でもあります。
例えば細毛で髪も柔らかく元々の栄養が少ない髪質の方の場合。
たとえブリーチをしていなくとも一度のパーマや明るめのカラーで髪の栄養がかなり少なくなっていて難易度がぐんと上がってしまう場合もあります
例えば太髪でしっかり硬毛で元々の栄養がとってもある髪の方の場合。
2.3度ブリーチしてもそこまで明るく色味が抜けない変わりに、髪の栄養もとっても残って艶も有る方は余裕をもった施術が可能になります
縮毛矯正をした後のパーマ、パーマ後に縮毛矯正などの場合も同様
○○をしたから、○○が出来ない
というよりは
○○をして髪がこうなったから、難易度が上がってかなり施術が難しい
とても細かく言うと、このようになるでしょう
では難易度が高いと出来ないのか?と言われるとそうではありません。
髪の状態に合わせた薬剤や工程のセレクトが出来ているなら不可能ではないのです
※オーバーダメージになっている(ちりちりになっていたり、手ぐしが通らない)等すでに髪の形状が変わっている髪はまた別のお話
ブリーチしてある=髪の栄養がかなり少ない
そのような髪なら、その髪にあわせた薬剤を選べば縮毛矯正は出来ます。
一般的な縮毛矯正の薬剤だとコントロールが難しいのでkartaでは中性~酸性の薬剤を使う事が多いですね
(あとは処理剤と言われるトリートメントをたっぷり入れ込んでいきます)
通常のコースでは対応が難しいのでプラスα料金も上がってしまいますが出来ることが多いです
ただしここまでハイトーンだと髪に栄養が残っていないこともあったりするので要相談
必ず出来るとも言えないですし、無理して施術すると数か月後の髪は心配。
よく話あって施術が出来るといいなと思います
そもそも論綺麗な髪を保っていくならブリーチはやはりオススメはできません
どんなに髪が丈夫でもブリーチした髪としなかった髪なら、しない髪の方がキレイだから
逆に綺麗な髪よりもブリーチした髪色にしてしまいたくなってしまったら、今後のことも考慮した上でやってしまうのもありでしょう
得るものと失うもののバランスを考えた上でやるなら(その場の気分だけで判断しない)
何でもよいような気がします
この髪の方のように全体がブリーチないし、ダメージある状態なら1つか2つの薬剤をダメージレベルに合わせて施術していけば矯正でもパーマでも出来るでしょう
栄養もしっかり残っている感じがありますしね
でも繰り返しますが、ブリーチしてない方が艶や指通りはキレイになるのでちゃんと考えた上でやりましょう(笑)
ですがかなりハードルが上がってしまうケースがあるんです
それは
ハイライト等でブリーチがまばらにあったり、ブリーチ後トーンダウンしたり黒染めしたりして
【どこにブリーチが潜んでいるか分からないケース】
このお客様は所々にブリーチが入っていていたりするものの、元々の髪も弱くはない
くせも割とあるので
この【ちょうど良い】が髪の栄養が全然ちがう。
栄養が少ない部分に合わせると健康な部分は伸びないし
栄養が沢山ある部分に合わせるとダメージがある部分は危険。。
ただダメージしている髪より、ダメージしている部分が混在している髪はとってもハードルがあがります。
なので
ハイライト
ヴァレイアージュ
メッシュ
等ランダムに染めていくカラーをしたいのであれば、縮毛矯正の後にしましょう
ランダムに染めるカラー → 縮毛矯正
は、めちゃくちゃハードル上がりますが
縮毛矯正 → ランダムに染めるカラー(矯正がかかっていない部分は染めない)
なら、問題なく施術が出来るから
このような細かい点も含めてその場の気分だけじゃなく、長期的なスパンでヘアスタイルを考えてあげるというのはとっても大切になるんですよね
今回のケース
良く見れば甘い部分もありますが何とか綺麗になりました~♪
お客様にも喜んで頂けて何よりでした
ブリーチも以前に比べてダメージ感をぐっと減らせる様になりましたし、矯正やパーマも過去のものとは比べものにならないほど進歩しています
選択肢が増えた今だからこそ、デザインそものもより【質】 素材としての綺麗さが問われる様になってきているとよく思います
一時的に誤魔化すならその場で何とかなるかもしれませんが、高いクオリティを保つならやはり
【そもそもの大事な髪を傷めない】
素材を大事にしていくというのはとても大事な要素
長期的なヘアプランを立てて、定期的なサロン通い(短くなくていいから、同じようなスパンで美容院に行く)
それが理想の髪を手に入れる最短の方法かもしれません
今回のまとめ
ブリーチしている髪に縮毛矯正は出来る?出来ない?
→
髪を見てみないと断言できないけど、ある程度のダメージレベルならかけられます。
でも矯正かけていくならブリーチデザインじゃなくてもいいかもしれないね
ではでは
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