

良いシャンプー、何ですか?
美容師をしていると、とても多く聞かれる質問です。
美容師を始めて約25年。本当にさまざまなシャンプーを使わせていただきました。
ディーゼス、ハホニコ、ケラスターゼ、オッジィ、アマトラ、オージュア、DO-Sなどなど…
これだけ多くのアイテムを使ってきて感じるのは
シャンプーに「良い・悪い」という絶対的な上下関係で成り立つのでは無く

それぞれに異なる特徴があるだけだということ。
大切なのは、自分に【合う・合わない】かどうか、ただそれだけです。

なぜ「人のオススメ」が当てにならないのか
実は、これには理由があります。
髪の毛の状態は人によって全く異なります。ブリーチ回数、カラーの頻度、パーマや縮毛矯正の有無、さらに頭皮の皮脂量や水分量まで、同じ人は一人もいないと言っても過言ではありません。
ある調査では、同じシャンプーを使っても仕上がりの満足度に個人差が出やすいことが報告されており、その要因として「髪のダメージレベル」「頭皮環境」「水の硬度(地域差)」などが挙げられています。東京と大阪でさえ水の硬度が異なるため、同じシャンプーでも泡立ちや洗い上がりが変わることもあるほどです。
だからSNSのオススメが自分に合わないのは、あなたのせいでも、シャンプーのせいでもないんです。
シャンプー選びの3つのポイント
① プライス(価格) 継続して使えるかどうかは非常に重要です。どれほど良いシャンプーでも、続けられなければ意味がありません。一般的にシャンプーの効果が安定して出るまでには1〜2ヶ月程度かかると言われています。無理なく続けられる価格帯を選ぶことが、結果につながります。
② 髪の履歴に合っているか ブリーチ、縮毛矯正、白髪染め、黒髪など、髪の状態によって必要な成分は大きく変わります。例えばブリーチ毛はキューティクルが大きく開いた状態のため、タンパク質補給・保湿に特化した成分が必要です。自分の髪の履歴を把握した上で選ぶことが大切です。
③ 頭皮に合っているか 敏感肌や脂漏性の方は特に注意が必要です。頭皮トラブルを持つ方は日本人の約3〜4割いるとも言われており、洗浄力が強すぎるシャンプーは皮脂を取りすぎて、逆に皮脂分泌を促進させてしまうこともあります。
「良い・悪い」の2択だけで選ばない意識、ぜひ持ってみてください♪
25年のキャリアで確信しているのは、あなたの髪に合ったシャンプーが、あなたにとっての”良いシャンプー”だということです。