美しい髪で人生は変わる

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2025.10.20

トリートメントなんて意味がない??

トリートメントって本当に意味あるの?

SNSで見かける「トリートメント無意味説」を美容師が解説します

最近、SNSなどで
「トリートメントなんて意味がないからしないほうがいい!」
という投稿を目にする方が増えています。

実際にお客様からも、

「それって本当なんですか?」
というご質問をよくいただきます。

今回は、美容師の視点から“本当のところ”をお伝えします。


結論:意味はあります(ただし「修復」ではなく「補修」)

先に結論から。
トリートメントにはしっかりと意味があります。
ただし、「髪を修復する」のではなく「補修・保護する」ものです。

髪の毛は“死活細胞”と呼ばれ、
一度傷んでしまうと自然に再生することはありません。
この点は、トリートメント否定派の意見と同じで、確かに正しいです。

しかし、そこから導き出す
「だから何をしても意味がない」という結論は誤りです。


髪の構造から見た「トリートメントの役割」

髪の毛は大きく分けて3層構造になっています。
外側から順に
1️⃣ キューティクル(表面のうろこ状の膜)
2️⃣ コルテックス(髪の弾力や強度を保つ部分)
3️⃣ メデュラ(中心部)

ダメージを受けると、このキューティクルが剥がれ、
内部のコルテックスの栄養が流出しやすくなります。

ここでトリートメントの出番です。

  • 疑似的なタンパク質や脂質を補い、空洞部分を埋める
  • キューティクルを整えて摩擦を減らす
  • pHバランスを弱酸性に戻し、ダメージの進行を防ぐ

といった**“構造補修”**の働きをします。
これによって、髪は柔らかくまとまりやすくなり、ツヤも出ます。


「やって意味があるか」は“結果”でわかる

私はお客様にいつもこうお聞きしています。

「カータでトリートメントをした翌日、シャンプーしてみて手触りどうでしたか?」

ほとんどの方が「良くなった」「サラサラになった」と感じてくださいます。
それこそが“トリートメントの意味”です。

逆に、以前は定期的にされていた方が間隔を空けると、
明らかに髪の状態が低下することも多く見られます。

つまり、継続ケアによって髪のコンディションを安定維持できるんです。


継続ケアと正しい施術が大切です

トリートメントにも種類があり、
市販のもの・サロン専用・内部補修タイプ・コーティングタイプなど、
目的や構造が異なります。

カータでは、髪の状態・カラー履歴・薬剤ダメージ・pHなどを見極めて、
その時の髪に最も合う組み合わせで調合しています。

一度で“劇的に直る”ものではなく、
定期的に積み重ねることで、内部環境を安定させるケアです。


論より結果。カータのトリートメントには「意味」があります

他サロン様の施術内容までは分かりませんが、
少なくともカータのトリートメントは、実際に結果が出ています。

もし不安な方は、一度“あえてトリートメントをしない”で様子を見ても構いません。
ただし、その際は「手触り悪くなった!」と怒らないでくださいね(笑)

カータでは、
「髪を美しく保ち続ける」ことを目的に、
手間も時間も惜しまず、誠実にケアさせていただいています。

安心してお任せください。

ではでは。

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