
白髪
伸びてきたら気になるし減りはしないしあると生活感とかも出ちゃって悩ましいこの白い悪魔
個人的にも物凄く増えてきて妖怪アンテナかって位朝ぴょんと立っちゃって子供にも良く笑われます。。
以前はお客様のも自分の、目の敵とまでは言いませんが
と言い切っていましたが感染症の流行を境に、少し感じ方や考え方が変わってきています
生えて来た1ミリ2ミりに囚われて、染めなきゃいけない!と強迫観念にも似た価値観で過ごすより
ポジティブに綺麗になるために染める。かっこよく言えばリラクシー?でしたっけ??笑そのような価値観って素敵だなぁと
放置し過ぎて客観的に見てアレな感じは美容のプロとしてオススメはしませんし何も言わないのも逆に失礼かと思うので、その感想だけはお伝えさせて頂いておりますが、まぁそれも人それぞれで良いのかと
白髪染めを月に2回とかマメに染めるのは止めたい
でも白髪そのままだと老けるし自分も気になるから染めはしたい
そんなお客様のお声もよくお伺いするようになりましたがただ染める周期を伸ばすだけだと微妙になりがち
頑張り過ぎないで若々しくいれるためのカラー法、カラーデザインの一つをお伝えさせて頂くので宜しければご覧ください
色々考えていく上で自分はどんなタイプなのかというのがとっても大事
その中で一番大事な要素は
自分の白髪の量はどれくらいなのか
これをまず把握してみてください
白髪染めをしていく上で【自分の白髪の量がどれくらいなのか?】というのはとても大きい要素になります
白髪と黒髪の量 どちらが多いかによって、どちらをメインに考えるかが変わるからです
真っ白い髪を染めるのと(あとで真っ白い髪が伸びてくるのと)
真っ黒い髪を染めるのと(あとで真っ黒い髪が伸びてくるのと)
アプローチ法は全然変わってきます
生えて来たリタッチ部分が
真っ白なのであれば、染める髪は明るくないとダメですし
生えてきた髪が黒いのが多いのであれば明るく染めるとリタッチ部分は逆に目立ちます
一方で白髪はわかりにくくなります
白髪の有無や多い少ないによって見え方が変わるランダムな要素が出てきます
よく
と仰られる方も100本のうち5本位で多く感じている(実際にも目立つ)方もいらっしゃいますが本文だとそれは少ないという位置づけでお話させて頂きます
一番白髪が気になる部分を円状にとり100本中15本以上を多い
それ以下は少ないというイメージでとらえてみてください(ざっくりで良いです、ちゃんと数えたらしんどいので笑)
白髪の量がボチボチの方と多い方はアプローチ法が変わってきます
共通しているのは【明るく染める】という方法
白髪が多かろうが少なかろうが明るく染めるというアプローチが生えてきた白髪を分かりにくくするのに一番効果的
明るくなればなるほど白髪の染まりは悪くなり【隠す】という染め方よりは【馴染ませる】という染め方になっては来ますが染まっている部分と伸びてきた白髪とのコントラストは分かり難くなります
白髪もぼちぼちありますが、伸びてきた白髪と染まっている部分とのコントラストはそこまで目立ちません
でも
逆に伸びてきた黒い部分とのコントラストは目立ってしまいプリン感も気になる所。。悩ましい。。
なのでこういった場合は、白髪染め自体は少し明るめ位に留めておき【細めのハイライトを若干数】入れていきます
ここでのポイントは
・細い
・数をあまり入れない
・表面に入れる
この3点。
白髪の数が少ないのであれば束になってみえる白いキラキラした部分も細く少ないはず
そこに馴染ませるにはハイライトの細さがポイントになるんです。
太いとメッシュ感も強くなりますし伸びてきた白髪を馴染ませるなら細め、白髪の数すくないならハイライト入れ過ぎない
ただ白髪は表面が気になると思うので表面にも少し入れる
こうすることで伸びてきた黒いのも白いのもそこまで気にならなくなってきます
いつもの1.5倍は持ってくれるのではないでしょうか??(当社比)
白髪が多い(ほぼ白髪)の方は伸びてくる髪が白なので明るいです
なので染める色も最大限明るいほうが目立ちにくくなります
白髪染めの頻度を減らしたいとご相談頂くのが、こちらの方のような白髪が多い方が大半
このお客様は2ヶ月に一回カータにご来店頂いていて、2週間に一回自宅等で染めてらっしゃいました
そうおっしゃられていたのですが原因は【濃く染めすぎていたこと】
根元が白で染める色が濃いとどうしてもコントラストが付き過ぎて目立ちます
(イメージ画像)
濃く染めると伸びてきた部分(明るい部分)目立ちます
染まっている部分が明るいのなら目元は目立ちません
そんなに境目分からないですよね????
なのでこれから明るく染めていきましょう!となったのですが、そこに立ちはだかるのが【既に染まっている髪】
え?なにがダメなの?と思った方は黒染め想像してください
一旦暗くしたら、まぁ~~明るくならないアレと同じことが起きます
カラー剤には
明るくする成分と
色を入れる成分
大きく分けて2つの成分があります
黒い部分(白い部分も)明るくする成分が作用してメラニンを削っていき徐々に明るくなり
明るくなった髪(白い部分も)色を入れて髪色になります
染めた事の無い部分はすぐに明るくなったり濃くしたりコントロール出来るんですが、すでに染まっている部分は明るくする成分100%のカラー剤を乗せても明るくなりません
明るくする成分が作用するのは【メラニン】 染まっている【染料】はあまり変わらないためそういったことが起きます
白髪染めは明るくする成分も染料も濃い目なので、なかなか明るく染まってくれないんですよね。。。
打開する作戦として
毎回ちょっとずつ根元を染める色を明るくしていく
自宅では染めない
毛先の暗く残る部分はハイライト等ランダムなカラーで明るくしていく
明るく白髪染めし始めた髪色がこちら
毎回染める色を0.25トーンずつ明るくしていき
塗布タイム12分 放置タイム18分
処理剤も毎回固定
やることをきっちり決めて3週間に一度カータでお染
最後のほうは髪が明るくなってきたので4週間に一度カータでお染させて頂いております
7ヶ月ほど繰り返して
このような仕上がりに
キレイにムラなくダメージ感なく明るく染まってくれています
実際手触りやカットの収まりもぐっと上がりました
ダメージしていたり濃く染まってしまってるとスタイルの収まりにも影響してくるんだと改めて勉強になりました
ここでも明るい筋(ハイライト)が活躍してくれています
さきほどのように生えて来る白髪が数本で細い筋のように見える場合、入れるハイライトも細い筋状にいれます
ですが白髪が多いと筋というより面状で生えてくるので、生えて来る根元から入れるのではなく、逆に染料が残って暗くなっている中間から毛先を狙って少し太めにいれていきます
太めな分コントラストが付き過ぎないように明るさを調整することが自然と品のあるスタイルにするキモですね
まとめ
白髪が多い方は染める色自体を明るくしていく
今染まっている部分はすぐに明るくは出来ないから徐々に明るくしていく
どうしても目につきますし一度気になったらしょうがなくなる白髪
無くすことは出来ないので上手いコト付き合っていく必要があります
やらなきゃ、染めなきゃではなく、自分が綺麗になるためのカラー
心地よく過ごせるリズムや染め方を一緒に模索していきましょう!
とってもまめに染めたかったり、現状に満足されているなら今の方法でもいいので別に変えなきゃいけないわけじゃないですからね笑
心地よいのが一番です♪
ではでは
↓人気記事ランキングTOP10↓
[sga_ranking post_type=”post,product”]
↓ご予約、ご相談はこちらでもお受けしております↓
カータはこんな方にご好評頂いています↓
https://www.karta-hair.com/news/a773
お店への行き方↓
https://www.karta-hair.com/news/a770
2度目以降の方はコチラをご覧ください↓
https://www.karta-hair.com/news/a775
ご予約方法↓
https://www.karta-hair.com/news/a765
ホットペッパービューティー ネット予約↓
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000311701/